学校法人の導入事例

北海道北広島西高等学校 様

導入事例

北海道北広島西高等学校 様

道立高校

導入コース (教材) 「初級英語・入門」&「初級英語・入門測定テスト」
導入学年 (全生徒) 1年6クラス 導入人数 206名
教諭 大沢 宣達 先生

「導入の経緯」

eラーニングで学び直し、一年生全員で活用!

オリエンテーション(ガイダンス)実施風景

本校では、主に英語学習時間の増加・表現力向上に向けた語彙力アップを期待し、Brains eラーニングを取り入れました。
導入年のH28年度~昨年度R2年度までは、2年生全員履修、英語表現Ⅰの副教材として「初級英語・基礎(英検3級レベル)」を実施し、R3年度からは本校の看板目標「学び直しとキャリア教育」のうち学び直しの下支えとして、eラーニングは、1年生全員に切り替えました。
教材は「初級英語・入門(英検4・5級レベル)」を使用しています。
本校で運用している英語「Can-Doリスト(学年別)」でも1年次終了最低目標は英検4級(CEFR A1挑戦レベル)なので妥当と考えています。
導入の決め手は、なんと言っても「生徒が使いやすい」「教員が使わせやすい」「サポートが充実している」にあります。
導入当時は(今とはネットを取り巻く状況が違い)、ルールの徹底・成績への組み込み方・(生徒自身の端末を使わせるということから)職員や保護者の共通理解等、超えるべきハードルはいくつもありましたが、現在は、本校でICT機器を使っての強化指導と言えば、英語科のeラーニング、という位浸透し、コロナ禍で、分散登校中や長期休業中の課題、及び英語の自主学習サポートツールとして欠かせないものとなっています。

「活用状況」

授業と家庭学習を棲み分けしシラバスの観点評価に取り組む!

オリエンテーション(ガイダンス)実施風景

活用状況は、年々アレンジしながら行っていますが、大きく分けて「各自家庭学習で取り組む部分」と 「授業の中で全員で取り組む部分」を棲み分けして行っています。
個人のスマホ等を持っていない生徒は、授業中には代替活動のプリント配付、空き時間にコンピュータ室を使用させる等で学習の遅れがないようにサポートしています。
年度始めに、ニューブレインの担当者に直接来校いただき全クラスに「eラーニングオリエンテーション」を行い、目的や学習効果について説明していただいています。
合わせて英語科教員からeラーニングの年間計画を配付し、チェックポイントごとに〆切を設け、未完了者には個別にメッセ―ジを送ったり、残って学習を促したりしています。
評価としては、生徒の取組が期限通りに行われているか(意欲関心)、学習内容が定着しているか(知識理解)をシラバスの観点別評価に組み込み明確にし、担当間で差異が出ないようにしています。
生徒ですが、意欲的な生徒は言わなくてもどんどんやります。苦手そうな生徒も、期限が近くなると周りに聞いたりしながら何とか仕上げます。
教員は一部やる気がなかったり忘れていたりする生徒のサポートをするだけです。
大事なのは、教科担任1人だけでなく、担任や他の生徒、保護者のサポートかと思います(サポートには英語の専門の力は必要ないので、声かけだけで十分です)。

「活用している管理者機能」

学習進捗一覧はCSVダウンロードし、テスト問題はオリジナルで作成!

「メッセージ機能」は、終わっていない人への告知が中心です。
「学習進捗一覧」は、チェックポイント日ごとにcsvダウンロードし、未完了者は担任から名前のみ伝え、取り組ませます。それでも終わらない生徒は昼休みや放課後残ってやってもらっています。
「プリント、テスト問題」は、eラーニングで出題される英語データを元にプリントを作成しています。
〈英語→日本語〉だけでなく〈日本語→英語〉「アクセント位置」・「英語記述」等をオリジナルで作成(全クラス共通の内容)しています。

「学習効果」

生徒は「わかる」という前向きな気持ちで、協力して楽しんで英語学習に取り組む!

大沢 宣達 先生

本校生徒について言えば、eラーニング課題部分をただ指定するだけでなく、授業中に取り組ませたり、評価に組み込んだりしないと学年全体としての定着にはならないかと感じています。
また、単語帳など紙媒体の教材が eラーニングに置き換わったと考え、今まで通り教材をベースにした発音練習・ペアワーク・スライド投影によるクイズ等活動を今まで通り続けることが大事だと思います。
上記の通り、現在は学び直しの一環として行っているので、学習内容自体は簡単かもしれませんが、生徒は「わかる」という前向きな気持ちで、協力して楽しんで英語学習に取り組めている印象です。
また、(生徒が覚えたかどうかは別にして)教員からは「ほめる」材料にしやすいと思います。
例えば、定期試験で高得点を取ったとして、それが直接eラーニングの成果かわからないとしても、「eラーニング頑張った成果だね」などとほめれば、生徒の英語学習の動機付けになると感じています。

「今後の課題」

受講料は他の副教材と調整し購入!

ありません。あえてあるとすれば料金かもしれませんが、他の副教材購入と調整しながら行っているので、本校英語科的には問題ありません。

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